*Happy Diary*

不安定な夫婦関係。幸せを感じられるように。自分を見つめ直すためのブログ。

回避型愛着障害

2人の問題を、私なりに整理した上で

辿り着いた答え。

 

私たちの両方に、

愛着障害」があるということ。

 

共感性が低く、人の気持ちがわからない、無表情でアイコンタクトが乏しい、そんな彼を見ていて、最近はアスペルガー症候群かな?って思ってた。

 

でもたぶん、違いそう。

会社や友人の前で、ある程度「察する」ことができていそうだし、そこまで社会的に目立った感じはしないから。

 

ただ、それとよく似ているものとして、回避型の愛着障害というものがあるらしい。

めちゃくちゃ当てはまってた。

付き合う前、本人もチラッと言ってたことがある。

パートナーの痛みに鈍感で共感することが難しく、インターネットなどの非現実世界に依存しやすい、性的な支配も多く、頼られると怒りで反応しやすい。

 

まさにそうだと思った。

 

だから私が、少し助けを求めるだけでキレてあんな暴言を吐くんだ。

だから私が、こんな辛いのにって話そうとしても、人ごとのように聞くんだ。

そして、普段、何事もなかったかのように過ごす違和感は、ネガティブな感情に蓋をして回避するスタイルだからだ。

 

彼の養育環境はわからないけど、義母が、「何時間も寝るからほっておいた」と言っていたのを覚えている。それに学生結婚で、あまりうまく手が回らなかったのかもしれない。

そして、望んでいなかった、「父を見捨てる」という喪失体験。彼の心には闇がある。

普段はそんな話をオープンにできず、話すことにとても苦労しているみたいだし、ものすごく情緒不安定になっている。

 

きっとそうだ。

子供っぽいと感じる言動、アダルトチルドレンって、彼こそそうだったんだ。

 

ちなみに私はというと、不安型の愛着障害を持っていると思う。

 

相手の機嫌を伺ってしまうとか、依存しやすいとか、恋愛に発展しやすいとか、当てはまる。

 

養育環境も、母は愛情は注いでくれたけど、自分の意に沿わない行動を私がとると、母は不機嫌だった。母が私たち子供に依存していたと思う。その母の顔色をいつも伺って、意見が言えなくなったり、自分の価値観に自信が持てず、自分を確立できないがために人に依存するようになっていた。

 

きっとこのスタイルに恋愛関係のトラウマが併さって、疑い深く彼に怒りを持つようになったと思う。そして普段の生活でも、回避型の彼といることに、ストレスを感じた。

 

ものすごい相性の悪い2人だった。

きっと同じだから、惹かれあったし、他にはない魅力や居心地の良さを感じたし、急速に結婚まで関係は発展したけど、安定とは程遠い2人の組み合わせだったんだと思う。

 

それでも彼と一緒にいたいのか。

 

正直リスクばかりのように感じるけど。

でも、そんな彼だからこそ、私に愛想をつかさず一緒にいられるのかもしれない。

だけど、それは依存の関係であって、本当の愛の関係ではない。

 

しかも厄介なのは、彼自身は、ここまでのことを何も理解していない。まだ、自分の考えが正しいと思っていて、自分のトラウマや特性には気付いていない。私の感じ方だけがおかしいと思っている。

 

回避の人は、情緒的な共有をあまり求めないんだから、むしろその状態で私が当たり障りなくしていれば、問題ないよね。

 

でも私は違う。

人生において、情緒的な共有ができるパートナーと温かい時間を過ごしていきたい。

不安になることにはこれからも向き合い続けなくてはならないし、衝突も他の人ともするだろうけど、少なくともその時に同じように痛みを感じ、どちらかという両極端な考えではなく2人で道を探っていくような、オープンにお互いを尊重し合える、そんな関係を作っていきたい。

 

そう考える今、私には答えが出ているのかな。